先日ダンス仲間と飲み会をしました。その時話題位なったのは、これからどうしよう?という事でした。
ダンス界を支えてくれたダンス世代の方々が、80歳を超え、ダンスを引退していきます。
数年前、団塊世代が退職し、老後をダンスで楽しんでくれると思いきや、その様な流れにはなりませんでした。
学生ダンスは私の時代より活発な様ですが、卒業後アマチュアとしてダンスを続けている人は多くない様です。
若者がダンスを始めてくれない事には、ダンス人口が減る一方です。
20年以上前から、ダンス界は子供ダンスの普及に努め、上手なカップルが誕生はしていますが、子供のダンス人口の増加にはなりません。
オリンピックン種目になれば、見直されるかも?と推進していましたが、失敗に終わりました。
残るは、やはりダンスの触れる場を多くし、ダンスを見た人が、私も踊ってみたい、と思ってダンスを始めて貰う事です。
ダンスを習っても、それを披露する場がなくては、意味がありません。
ダンス競技会は固定の相手が必要だし、ダンス教室の発表会は費用が掛かるので若い世代には難しい。
気楽にダンスに触れられる場、と言うのは意外と少ないです。
それは、日本では風俗営業法が、ダンスを世の中から遠ざけていたからです。
ダンスクラブ問題から、ダンスが風営法から除外され、飲食店や酒場でも、一定の条件をクリアーすれば、厄介な登録・申請をしなくても、自由にダンスを踊るスペースを設ける事が出来ます。
お客さんは、自由にダンスを踊る事が出来ます。
そんなスペースがあっても、日本人にはそのような文化がないので、踊る人はいないかも知れませんが、学生ダンスを経験した人は、踊る事に躊躇いは無いでしょう。
時間は掛かりますが、人目の触れる場所に、さり気なくダンスを踊る人が増えてくれれば、良いのではないでしょうか?